2015年2月25日、韓国メディアによると、内需低迷で旧正月需要が吹き飛んだ韓国で、購買意欲旺盛な中国人観光客が“唯一の支え”になっている。中国・参考消息網が伝えた。

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23日付の韓国・朝鮮日報によると、韓国では旧正月期間中、ソウル市の南大門市場など従来型市場だけでなく、ロッテ百貨店など大型店の売り上げも不振だった。内需低迷で旧正月需要が吹き飛んだ格好だ。

そうした中、せめてもの救いとなったのが、旧正月連休で韓国を訪れた中国人観光客による消費増加だ。

韓国の連休最終日となった22日、ソウル市中心部のロッテ百貨店本店は、大半の売り場が平日の昼間のように閑散としていた。だが9階の免税店だけは、エスカレーターを降りると前が見えないほど中国人観光客で混雑していた。同店では旧正月期間中、中国人客の来店数が前年を50％以上も上回り、売り上げも75％アップした。（翻訳・編集/柳川）