ランセット編集長、WHOへのトランプ氏の書簡に事実的誤り

CRI online    2020年5月20日(水) 11時10分

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現地時間5月19日、世界的な医学雑誌『ランセット』は声明を発表し、5月18日に世界保健機関(WHO)宛てのトランプ米国大統領の書簡には事実的な誤りがあると示しました。 トランプ大統領はWHO宛ての書簡の中で、「米政府が調査した結果、WHOは『ランセット』を含めた機関が2019年...

現地時間5月19日、世界的な医学雑誌『ランセット』は声明を発表し、5月18日に世界保健機関(WHO)宛てのトランプ米国大統領の書簡には事実的な誤りがあると示しました。

 トランプ大統領はWHO宛ての書簡の中で、「米政府が調査した結果、WHOは『ランセット』を含めた機関が2019年12月以前に出した『武漢市で特定種のウイルス感染が蔓延した』という報道を無視したことが分かった」と述べています。

 これについて『ランセット』の編集長リチャード・ホートン氏は、「トランプ氏の話には事実的な誤りがある。本誌は2019年12月初めに、ウイルスや感染が武漢や中国のその他の都市で広がっているとする報告を発表していない。本誌が発表した最初の関連報道は2020年1月24日に出したものだ」と示しました。(提供/CRI

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