英科学者、議会でウイルス起源陰謀論に反駁

CRI online    2020年5月20日(水) 12時10分

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現地時間5月19日、英国の科学者は英議会上院科学技術委員会で、新型コロナウイルスの起源が武漢の実験室にあるという陰謀論に反駁を加えました。 武漢ウイルス研究所のサンプルによって新型コロナウイルスの感染が拡大したかという質問に対して、グラスゴー大学ウイルス‐ゲノム学と生物情報学...

 現地時間5月19日、英国の科学者は英議会上院科学技術委員会で、新型コロナウイルスの起源が武漢の実験室にあるという陰謀論に反駁を加えました。

 武漢ウイルス研究所のサンプルによって新型コロナウイルスの感染が拡大したかという質問に対して、グラスゴー大学ウイルス‐ゲノム学と生物情報学の責任者デビット・ロバートソン教授は断固として、「絶対に違うと言える」と答えました。同氏はさらに、「こうした見解を支えるいかなる証拠も見たことはない。これは陰謀論によるものである。証拠がない状況の下で、人々は陰謀論を信じるべきではない」と強調しました。

 米国、英国、オーストラリアの学者からなる研究チームはこのほど、新型コロナウイルスは強い感染性を持つことを発見しました。これは人の細胞と結合するほぼ完備したメカニズムを持つためで、遺伝子工学で作ることはできず、自然の選択でのみ可能なことです。関連する論文はすでに英国の雑誌『ネイチャーメディシン(Nature Medicine)」に発表されています。この論文について英国の生物医学研究の研究支援団体ウェルカム・トラスト(Wellcome Trust)の流行病学研究の責任者ジョーシ・ゴーディン博士は、「論文は新型コロナウイルスの起源に関するデマを見極めることにとって非常に重要だ。研究結果で分かるように、新型コロナウイルスは自然の進化によるものである」と示しました。(提供/CRI

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