中国商務部はこのほど、「全国モデル歩行者天国」に関する第1陣のリストを発表しました。四川省成都市にある歩行者天国の「寬窄巷」もリスト入りしました。2018年以降、寬窄巷は歴史文化の継承と現代的商業文明との融合を目標に、文化遺産保護や景観の改善、5G技術の応用など、街の改造とアップグレードを行いました。

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　寬窄巷は成都市青羊区にあり、建築面積は20万平方メートルで、道の長さは2880メートルに達しています。四川省の観光スポットとして知られる寬窄巷は早くから人気を博しています。ここには地方の特色ある軽食、工芸品、日用雑貨、雑技などがそろっており、自分の好きな遊び方を見つけられます。より深く楽しみたい人は、庭に足を運ぶといいでしょう。四川料理や火鍋、茶道、コーヒー、川劇（四川省を中心に行われる地方劇）など、自由に選ぶことができます。

　商務部は2018年末から11都市で歩行者天国の改造を試験的に始め、ビジネス環境や消費環境を改善してきました。2019年には、11カ所の歩行者天国の訪問客総数は前年同期比22.6％増、営業額は同17％増となりました。先ごろ、第三者による評価を経て、江蘇省南京市の夫子廟歩行者天国、浙江省杭州市の湖濱歩行者天国、重慶市の解放碑歩行者天国、四川省成都市の寬窄巷歩行者天国、陝西省西安市の大唐不夜城歩行者天国が商務部によって第1陣の全国モデル歩行者天国に選ばれました。（提供/CRI）