米国の若者の25%「自殺を考えたことある」―米CDC調査

Record China    2020年8月18日(火) 6時40分

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米国疾病予防管理センターの最近の調査によると、自殺を真剣に考えたことのある若者が25%に達した。

米国疾病予防管理センター(CDC)の最近の調査によると、自殺を真剣に考えたことのある若者が25%に達した。米CNNの報道を基に環球網が15日付で伝えた。

CNNは、「新型コロナウイルスの感染拡大の初期に、人々はソーシャルディスタンスを保った遠隔ディナーや、数カ月会っていない友人とビデオ通話するなどの方法でストレスを解消していた。しかし、この世界的な危機が続く中で、多くの米国人がこの種の現実がもたらすストレスに対処できなくなってきている」と伝えた。

その上で、CDCが6月24~30日の間に5412人の成人を対象に行った調査結果を紹介。昨年以降、自殺を考えたことのある人が増加しており、18歳から24歳の若者では4分の1が自殺を真剣に考えたことがあると回答したという。このほか、11%が過去30日以内に自殺を真剣に考えたことがあると回答。この数字はアフリカ系だと15%、ヒスパニック系では19%となっており、特に多かったという。

CNNは、「これらの数字は、米国で日に日に緊張が高まっていることを反映している」と指摘。「CDCは不安障害の症状がある米国人は昨年同時期と比べて3倍になったことも明らかにしている」とも伝えた。(翻訳・編集/山中)

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