シャオ・ジャン効果絶大! 人気殺到で舞台のチケット販売サイトがダウン

華流    2021年4月8日(木) 10時22分

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4月6日、シャオ・ジャンが出演する予定の舞台劇「如夢之夢」のチケットがオンラインで販売されたが、アクセスが集中しすぎたため、およそ2時間にわたってサーバがダウンしてしまった。

いま、俳優シャオ・ジャン(肖戦)のCM効果がすさまじい。彼が登場するだけで、メガネブランドのモルションでは、たった1日でこれまでの1年に相当する売り上げを叩き出したり、スポーツブランドの李寧では、同じデザインの服が売れすぎて在庫切れになったり。その人気ぶりは伝説となりそうだ。

人気なのはCMだけでなく、彼が出演する舞台にも及ぶ。4月23日から3日間、武漢の琴台大劇院でシャオ・ジャンやベテラン女優シュイ・チン(許晴)が演じる舞台劇「如夢之夢」(原題)が上演される。このチケットのネット販売が4月6日の正午に始まると、サイトにアクセスが集中し過ぎ、およそ2時間にわたってサーバがダウンし、スマホアプリがフリーズするという不具合が起きた。

アクセスが集中した原因は、シャオ・ジャンを間近で見たいファンと、チケットの転売屋が申し込みに殺到したからと想像される。チケットを入手できなかったファンは「もはや運だけでなく、入力のスピードやスマホの性能、ネット回線の速度の競争になっている」、「3日前は1枚ぐらい買えるだろうと思っていたが、考えが甘かったと反省している」、「シャオ・ジャンは公式イベントでファンと交流したいと言っていたのに、入場すらできない。数十万人が入れる会場でコンサートをやってほしい」などとネット上でコメントした。

舞台劇「如夢之夢」は、2000年代初頭に中華圏で最も注目された演劇のひとつといわれ、上演時間は8時間にも及ぶ。難病に侵され入院している患者の夢物語に始まり、舞台は現代から20世紀初頭へ、アジアからヨーロッパへと、まるで旅するように移ってゆく。生と死、運命、輪廻転生などをテーマに、壮大なスケールで描かれる物語だ。

この舞台劇は2000年に台北で、2002年には香港で公演が行われ、2005年には台北で再演された。2013年からは毎年のように北京で公演が行われており、2021年の今年は武漢、青島、長沙、深圳、アモイ(廈門)、北京での公演が予定されている。2013年以降の公演でキーパーソンとなる患者を演じたのは、人気俳優のフー・ゴー(胡歌)。彼の役を今年からシャオ・ジャンが受け継ぐこととなる。

陳情令」や「斗羅大陸」などの人気ドラマで、演技力を鍛えてきたシャオ・ジャン。初挑戦の舞台でその存在感を発揮し、観客を感動に導くことが大いに期待できる。

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