韓国人のサムスン離れが加速?スマホシェアが初めて60%下回る=韓国ネット「最大の原因は…」

Record Korea    2022年10月8日(土) 8時0分

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4日、韓国メディア・韓国経済は「“サムスンの畑”とされる韓国スマートフォン市場で地殻変動が起きている」と伝えた。写真はサムスンの広告。

2022年10月4日、韓国メディア・韓国経済は「“サムスンの畑”とされる韓国スマートフォン市場で地殻変動が起きている」とし、「シェア20%台から抜け出せずにいた米アップルが今年後半に入り存在感を高めている」と伝えた。

トラフィック分析サイト・スタットカウンターによると、アップルは9月の韓国のスマートフォン市場でシェア34.1%を記録した。アップルのシェアは6月27.28%、7月29.45%、8月32.97%、9月34.1%と上昇を続けている。

一方、韓国のスマートフォン市場1位のサムスン電子のシェアは減少しており、6月66.11%、7月63.98%、8月59.47%、9月は58.38%を記録した。サムスンのシェアが60%を下回るのは初めてのことという。

アップルはこれまで、韓国市場でのシェア拡大に苦戦してきた。30%を超えるのは今回が初めてで、業界では「サムスンが今年初めにGOS(ゲーム最適化サービス)問題などで揺れているとき、アップルが旧型iPhoneシリーズの通信キャリアの補助金を相次いで引き上げたことが良い結果につながった」と分析した。

業界はまた、新製品の「iPhone14」シリーズの発売効果が反映される今年10~12月期にアップルのシェアはさらに拡大すると予想しているという。

アップルは最近、アップルストアの新店舗を続々とオープンさせるなど韓国市場攻略に積極的に取り組んでいる。これを受けサムスンも、昨年初めに発売した「Galaxy S21」シリーズの出庫価格を最近引き下げるなど対策に乗り出しているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「GOS問題について消費者にはまだ謝罪がない。だからiPhoneに乗り換える」「GOSが最大の原因。事実上詐欺だったから」「韓国国民としてサムスンを応援すべきだと分かってはいるけど、自国民をだまし、高く売りつけるメーカーの製品は買いたくない」「アップルのシェアが上がったのは、アップルが素晴らしかったからではなくサムスンがひどすぎたから。メディアが必死にサムスンを持ち上げているのにシェアが減少するほど信頼を失ったのは、それだけ深刻な過ちを犯したということ」などサムスンへの厳しい声が上がっている。

また「iPhoneのシェアが30%を超えたことより恐ろしいのは、韓国の10~30代の10人に8人がiPhoneを使っているという事実」「Galaxyはセキュリティーが脆弱(ぜいじゃく)で私生活をチェックされているような気分になる。セキュリティーの面ではiPhoneがいい」などと指摘する声も。

一方で「サムスンが衰退したら韓国の未来もない」「韓国を冷遇するアップルの製品を買うなんてプライドはないの?」「iPhoneに代えたけど大したことない。Galaxyに戻るつもり」「何があっても私はサムスンを使い続ける」などと応援する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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