ウォン・カーウァイ監督「グランド・マスター」3D版を上映、未公開シーンもたっぷり―中国

Record China    2015年1月5日(月) 15時2分

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4日、ウォン・カーウァイ監督映画「グランド・マスター」3D版のプレミア上映会が上海で行われ、ウォン監督と俳優チャン・チェンが出席した。

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2015年1月4日、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督映画「グランド・マスター」3D版のプレミア上映会が上海で行われ、ウォン監督と俳優チャン・チェン(張震)が出席した。騰訊が伝えた。

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2013年に公開され、中国だけで興行収入は2億9000万元(約56億円)のヒットを飛ばした「グランド・マスター」。新たに3D版が製作され、中国では今月8日に封切りを迎える。

台湾の人気俳優チャン・チェンは、八極拳の使い手で、チャン・ツィイー(章子怡)演じるヒロインと深い関わりを持つ殺し屋を演じた。準主役的な存在ながら、オリジナル版では出演シーンが大幅カットされて観客を驚かせたが、3D版では完全復活。主演のトニー・レオン(梁朝偉)との対決シーンもたっぷり盛り込まれている。

フィルムの長さが4時間の「完全版」になるのでは?と言われていた3D版だが、実際の上映時間は111分に短縮。しかし、ヒロインの子供時代のエピソードなども加えられ、新たな作品に生まれ変わっている。

ウォン監督によると、3D版の製作を決めたのは米映画「タイタニック」3D版の美しい映像を見て「心が震えたのがきっかけ」という。映画の内容も一新した3D版について、「映画がもう1本作れるほどの製作費がかかっている。だから、観客のお金をだまし取るような作品ではない」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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