2015年1月5日、中国メディア・騰訊網（テンセント）は、中国スーパーリーグのクラブがセレッソ大阪のウルグアイ人FWフォルランの獲得に乗り出したと伝えた。

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2014年1月にセレッソ大阪の救世主として破格の待遇でJリーグ入りしたフォルランだが、後半は出場機会に恵まれず、チームもJ2（2部）に降格した。同チームのサポーターからは降格の原因はフォルランにあるとの声も聞かれている。

フォルランはウルグアイのテレビ局のインタビューに答えた際、「J2降格が決定した時、セレッソ大阪の選手たちの中には笑っている者もいた。彼らにとって勝ち負けはどうでもいいようだ。負けても恥ずかしいなんて思っていない」とチームメイトを批判した。

さらに「彼らは非常に冷淡で、特殊な民族だ。最初の2カ月間、彼らは私と一言も口をきいてくれなかった。あの時は壁をなぐりたくなったよ。練習が終わったら、早く家に帰りたいと思ったこともあった」と打ち明けている。

フォルランのセレッソ大阪との契約は今年7月で切れ、その後は日本を離れる可能性が高い。イタリアメディアによると、中国スーパーリーグの北京国安と杭州緑城が獲得に興味を示しているという。北京国安はすでに130万ユーロ（約1億8000万円）の年俸を提示。母国リーグのペニャロールもフォルラン獲得に乗り気との報道もあり、今後、激しい争奪戦が展開しそうだ。（翻訳・編集/本郷）