Record China 2015年1月8日(木) 9時26分
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5日、昨年の大みそかに上海市で人々が将棋倒しになり、多数の死傷者が出た事故を受け、中国各地で人の集まる場所での警備体制を強化する動きが強まっている。写真は犠牲者に手向けられた花。
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2015年1月4日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、昨年12月31日に上海市の観光地・外灘(バンド)の雑踏で人々が将棋倒しになり、多数の死傷者が出た事故を受け、中国各地で人が集まる場所での警備体制を強化する動きが強まっている。5日付で参考消息網が伝えた。
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上海市での事故を受け、中国公安部は1月1日に緊急会議を行い、公安部長は大規模なイベントでの保安対策に関して各地の公安機関に十分な対応を指示。国家旅游局もウェブサイトを通じ、各地の観光部門の責任者に向けて上海での事故や過去の類似事件を教訓とし、現地を自ら視察して対策を講じるよう緊急の通達を出した。
北京市では安全生産監督管理局が、スーパーやデパート、映画館などを対象に特別検査を実施しているほか、上海をはじめとする各地で大型イベントの開催が中止されたり、安全対策の再確認が行われたりしている。繁華街や観光地など人の多く集まる場所での警備体制を見直す動きが強まっているようだ。
上海市の事故では、警備人員の配置が不足していたことに対する批判が高まっており、上海市公安局も当日の人出の予測が不十分だったことを認めている。事故後には、多くの市民が犠牲者を哀悼するために現場を訪れている。(翻訳・編集/岡田)
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