2014年を騒がせた「科学10大デマ」発表―中国メディア

Record China    2015年1月7日(水) 18時23分

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7日、「2014年科学10大デマ」ランキングが今月5日に発表された。同ランキングは、北京市科学技術協会、北京地区ウェブサイト連合デマ情報打ち消しプラットフォーム、北京科技記者編集協会が共同で発表した。資料写真。

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2015年1月7日、「2014年科学10大デマ」ランキングが今月5日に発表された。同ランキングは、中国科普作家協会科技伝播専業委員会、中国晩報科学編集記者学会、上海科技伝播協会の支援を受けて、北京市科学技術協会、北京地区ウェブサイト連合デマ情報打ち消しプラットフォーム、北京科技記者編集協会が共同で発表した。人民網が伝えた。

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専門家はランキングの1位になった「床暖房が放射線を発生させる」について、「床暖房は床下に配管や配線を均等に取り付け、熱放射の原理によって暖房効果を出している。自然界における物体のすべてが空間に熱放射を出しており、同時にその他の物質の放出した熱放射を吸収している。こうして物体間の熱の伝達が可能になっている。この放射には化学物質が含まれず、人体に無害だ」と指摘した。

熱放射が白血病を引き起こすというデマについても、これを裏付けるデータと論文がない。床暖房が白血病を引き起こすというならば、室内の装飾材に含まれる揮発性物質の可能性しかない。複合フローリングの接着剤には揮発性のホルムアルデヒドが含まれ、室温が高まるにつれ揮発が激しくなり、健康を損ねる恐れがある。しかしこれは床暖房の放射線とは何の関連性もない。

◆10大デマ

1、冬も辛い日々、床暖房が白血病を引き起こす

2、煙霧が解消されないのは、核物質による大気汚染のため

3、食品添加物に問題あり、一杯のカップラーメンの解毒に32日かかる

4、高速鉄道の奇妙な説、放射線により女性が不妊症に

5、ペットボトル水に要注意、直射日光を浴びると有毒物質が発生

6、誰もが用いるWi-Fi、放射線が健康を脅かす

7、恐るべきエボラウイルス、感染後はゾンビに

8、またもや世界終末論、夜が6日続くとNASAが発表

9、噂が絶えない遺伝子組み換え、遺伝子組み換えトウモロコシに発がん性があるとフランスの科学者が証明

10、児童の投薬に要注意、1度の抗生物質摂取で成長が7日止まる(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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