2015年1月7日、参考消息網によると、中国人観光客の好みに対応し、韓国で羊肉レストランが急増している。

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韓国農林畜産食品部、農水産食品流通公社が7日に発表した統計によると、2014年1〜11月の羊肉輸入量は前年同期比63．4％増の3990万ドル（約47億4000万円）を記録した。韓国ではこれまで羊肉はあまり好まれていなかったが、海外旅行の際に羊肉を食べて帰国後も食べるようになった人が増えている。牛肉や豚肉と比べて脂肪が少ないとの理由で若者にも人気だ。また、中国人観光客の好みに合わせた羊肉レストランも急増している。

一方で輸入の急増は羊を育てる畜産農家の経営を悪化させている。羊を育てる畜産農家の数は2000年以後、年11．2％のペースで減少している。昨年にはオーストラリアと自由貿易協定（FTA）を締結し、10年以内に羊肉の関税を撤廃することが決まっている。韓国国内の羊農家にとっては致命的な打撃で太刀打ちは難しいという。（翻訳・編集/KT）