グーグル、翻訳アプリに話し言葉を自動翻訳する新機能を追加か―米紙

Record China    2015年1月18日(日) 19時48分

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13日、米ニューヨーク・タイムズの報道によると、グーグルが翻訳アプリのアップデートを近いうちに発表することが分かった。資料写真。

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2015年1月13日、米ニューヨーク・タイムズの報道によると、グーグルが翻訳アプリのアップデートを近いうちに発表することが分かった。

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ニューヨーク・タイムズは12日、グーグルが翻訳アプリの「Google翻訳」を近いうちにアップデートし、話し言葉に対応した機能を発表すると報じた。Google翻訳は現在、90言語の書き言葉に対応しているが、話し言葉に対応している言語は限られているという。機能がアップデートされれば、電話で話された一般的な話し言葉をアプリが認識し、自動的に翻訳してテキスト表示されるという。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「英語とスペイン語の翻訳にアプリを使用したが、役に立たなかった。間違いなく、人間の頭脳が最高の機械だ。それに、言語は国家の精神を反映しているものでもあると思う」

「難しいのは言語の翻訳ではなく、音声認識だろう。音声からテキストに変換するといのは本当に難しいと思う」

「たぶん、私は別世界に住んでいる人間なのだろう。これまでに翻訳アプリでフランス語から英語への翻訳をしたことがあるが、全く満足できるものではなかった。誤訳されていたり、意味不明だったり、見落としがあったりした。今度のアップデートによって、言語の持つ複雑性に適応できているとは思えない」

「言葉は常に変化するものだ。一つの単語がさまざまな意味を持っているし、スラングは翻訳するのが難しい。人工知能が完成すれば機械翻訳は役立つだろうが、機械翻訳だけでは成り立たないと思う。言語の多様性をソフトによって認識するのは難しいだろう」

「私はアプリによる翻訳に満足している。ぎこちなさはあるが、欧州の人たちと会話する際には便利だ。機械翻訳は完璧ではないから、利用する際には、スラングなどを避けて平易な言葉で話すように心がけるべきだ。でも、英語から日本語の場合、どんな風に翻訳されるのかは全く想像がつかない。二つの言語に共通性があれば、翻訳は簡単だと思うけれどね」

「問題は、誰がその翻訳をチェックし訂正するのかということだ。別のコンピューターで行うというのか?それに、元の意味が失われていたり訳しきれていなかったりした場合に誰がそれらを補足するんだ?言葉を理解するには文の背後にある内容や文脈というのがとても大切だ」(翻訳・編集/Yasuda)

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