習近平政権の下で中国は圧制を強化、学者などの拘束が増加、教会の取り壊しも=米人権団体の報告書―米メディア

Record China    2015年1月17日(土) 4時2分

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15日、中国では圧制が強まっており、国民による抵抗も大きくなってきていることが、米国の人権団体が発表した報告書で分かった。資料写真。

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2015年1月15日、中国では圧制が強まっており、国民による抵抗も大きくなってきていることが、米国の人権団体が発表した報告書で分かった。米メディアが伝えた。

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CBSは14日、人権団体「フリーダムハウス」の調査報告を発表し、中国の習近平(シー・ジンピン)主席が率いる中国政府の過去2年の変化をまとめたと報じた。報告書によると、中国人はかつてより政府に対して恐怖を抱かなくなってきている。人々は環境汚染や不動産、労働者の福祉といった、自分たちにとって重要な問題について街中で話題にするようになってきていると述べている。

だが、その一方で、学術界や法曹界の人物が拘束されることが増えてきているとしている。また、宗教の自由について、教会からは十字架が撤去されたと報告している。いくつかの教会は、土地や建物の使用権違反などを理由に取り壊されたという。全般的に見ると、中国政府の権力に抵抗しようとする国民に対して、政府はさらなる圧制を強化していると報じている。(翻訳・編集/Yasuda)

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