大都会「上海」、底辺で働く農民工の日当はわずか600円…―中国

2007年7月29日、上海市はこのほど、“農民工”と呼ばれる農村からの出稼ぎ労働者に対する日当、仕事内容による報酬の計算方法などを定めた「建設工程施行労条工価指南」を発布した。

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「指南書」には、労働者斡旋市場の需要に基づき、労働者の日当は休日以外は1日8時間と計算し、残業手当は含まないことなどが定められている。また、こうした指南は3か月ごとに建設業管理部門のホームページで更新されることになっている。

これにより、農民工の最低賃金は1日38元（約600円）、最高賃金は造作大工の1日58元（約930円）となる。（翻訳・編集/BA）