ミャンマー北部の内戦激化、現地の中国人数百人が脱出できない状態に=医薬品なく、食料や飲料水も不足―中国紙

Record China    2015年1月19日(月) 18時57分

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18日、中国との国境に位置するミャンマー北部のカチン州で、長年くすぶっていた内戦がこのほど激しさを増しており、現地の中国人が脱出できない状態となっている。写真は中国とミャンマーの国境。

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2015年1月18日、環球時報によると、中国との国境に位置するミャンマー北部のカチン州で、長年くすぶっていた内戦がこのほど激しさを増しており、現地の中国人も多数が脱出できない状態となっている。

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カチン州では現在、独立勢力の軍がミャンマー軍の駐屯地を襲撃する一方、ミャンマー最大の湖インドージ湖周辺ではミャンマー軍が独立勢力の駐屯地を多数攻撃する状態となっている。また、州都ミッチーナの空港には軍用機6機がカチン爆撃の準備をしており、独立勢力の軍もこれに対抗する構えを見せている。

ミャンマー北部の内戦は激しさを増しているが、そうした中、現地に滞在している中国人数百人を含めた民間人2000人余りが戦闘地域に取り残されている。ミャンマー軍は民間人を現地から脱出させない方針をとっており、身動きがとれない状態はすでに数日続いている。負傷者に必要な医薬品はなく、食料や飲料水も不足しているという。(翻訳・編集/岡田)

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