Record China 2015年1月21日(水) 12時19分
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20日、韓国系の団体が、旧日本軍による慰安婦強制連行をテーマとした米国人作家の小説「龍の娘たち:慰安婦の物語」を米国社会に浸透させようとしている。写真はニュージャージー州バーゲン郡ハッケンサックにある慰安婦の碑。
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2015年1月20日、韓国系の団体が、旧日本軍による慰安婦強制連行をテーマとした米国人作家の小説「Daughters of the Dragon:A Comfort Woman\'s Story(龍の娘たち:慰安婦の物語)」を米国社会に浸透させようとしている。文化による反日活動の一環で、米国人作家の作品によって米国の世論に訴えかける戦略であり、日本はまたしても遅れを取った。参考消息が伝えた。
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2014年1月に出版されたこの小説は、ミネソタ州在住のウィリアム・アンドルーズ氏の作品。日本軍に連行されて性奴隷とされた主人公の朝鮮人姉妹が、戦後に送った苦難の生活や家族との愛、勇気を描いている。
小説の「史実」について、アンドルーズ氏は自身のウェブサイトで「できる限り正確に書こうとした。大量の調査をし、多くの分野の歴史学者の手助けを得たため、すべて“正確だ”と言いたい」と述べているが、「強制連行」や「性奴隷」などの「史実」は、日本政府が公式に否定している。
あとがきには、「アジアの女性20万人が強制連行された」という韓国の主張を取り入れた記述が目立ち、安倍首相を「歴史修正主義者」として「過去から学ぼうとしていない」と非難している。
小説は2万部が売れ、韓国系団体が昨秋以降、米国世論に浸透させる活動を続けている。昨年10月にはバージニア州でサイン会を開催、12月には米紙ニューヨーク・タイムズの書評ページに広告が掲載された。
今月18日にも、慰安婦碑の設置が計画されているカリフォルニア州フラトン市の市立図書館でサイン会が行われ、売り上げの一部は「旧日本軍の性奴隷にされた被害者に寄付する」としている。
このような世論に訴えやすい文芸作品を利用した反日宣伝として、昨年夏にはカリフォルニアで慰安婦漫画展が複数回にわたって開催されている。慰安婦問題について、米国社会に向けた英語での説明が極めて少ないことも日本側の大きな課題となっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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