中国でスキーブーム、愛好者は2000万人も―英メディア

Record China    2015年1月26日(月) 14時31分

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23日、英誌エコノミストは、中国の冬季五輪招致に関連し、スキー競技会場として想定されている河北省張家口市崇礼県を紹介する記事を掲載した。写真は同省のスキー場。

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2015年1月25日、中国・参考消息によると、英誌エコノミストは23日、中国の冬季五輪招致に関連し、スキー競技会場として想定されている河北省張家口市崇礼県を紹介する記事を掲載した。

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北京から北西に約250キロ。急速に発展する崇礼は、アルプスやロッキーほど眺望にすぐれ、樹木が繁茂しているわけではない。風景がそこまで壮観ではないにしろ、崇礼にはそれで十分だ。崇礼の欠点は、中国北部の乾燥した土地にあり、水不足が深刻なこと。だが、“中国の雪の都”として打ち出すことを地元政府は困難だとは考えていないようだ。ウインタースポーツの発展は中国の一つの“夢”でもある。

降雪量が少なく、スキーは人々の想像外にあるものだった。だがいまでは、北京やさらに寒冷の地域に多くのスキー場が作られている(人工雪を使用)。カナダの調査機関によると、1996年に1万人だった中国のスキー人口は、2010年に500万人に達した。現在、2000万人のスキー愛好者がいると推計する機関もある。

北京が2022年の冬季五輪招致に成功すれば、崇礼はスキー競技のメイン会場となるだろう。

一方で、スキーは中国の市民にはぜいたくなレジャーでもある。1日券とスキーレンタルで500元(約9400円)は、出稼ぎ労働者の5日分の報酬に相当する。(翻訳・編集/柳川)

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