香港国際マラソンで1人死亡、1100人以上がけがや体調不良で手当て受ける、高い湿度や大気汚染が原因か―香港メディア

Record China    2015年1月28日(水) 13時11分

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25日、香港最大のマラソンレース・香港国際マラソンが開催され、約7万3000人が参加。1100人以上がけがや体調不良などで手当てを受け、1人が心臓発作で亡くなる事態になった。

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2015年1月25日、香港最大のマラソンレース・香港国際マラソンが開催され、約7万3000人が参加。1100人以上がけがや体調不良などで手当てを受け、1人が心臓発作で亡くなる事態になった。26日付で香港メディア・鳳凰網が伝えた。

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25日、「第19回スタンダード・チャータード香港国際マラソン2015」は、高い湿度の天候を避けるため、例年より早めの1月に開催された。だが、この日は気温17度、湿度84%で大気汚染指数も高く、マラソンには適さない天候だった。転んでけがをした選手や筋肉のけいれんを起こした選手、レースの途中で意識を失った選手らが次々と救護エリアで手当てを受け、うち40人が病院へ搬送された。

今年10キロマラソンに初参加した24歳男性は、ゴール手前数百メートルの地点で倒れ病院に運ばれたが26日に亡くなった。また、49歳男性が意識不明の重体だという。

香港の心臓専門医によると、1月の香港は比較的涼しくマラソンに適しているが、25日は湿度が高くランナーの発汗量が多くなるため、筋肉のけいれんやめまいなどを引き起こしやすい。さらに心臓にも負荷がかかり、大気中の有害な浮遊物資を吸い込むことで肺を刺激し、心臓病を発症する危険性が高い、と説明している。(翻訳・編集/本郷)

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