中国で白塗り仮面が賃金支払いを訴える、「ブラック責任者と連絡取れず、恥を忍んで…」―中国紙

Record China    2015年2月4日(水) 3時6分

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2日、中国の旧正月を前に、陝西省西安市では一風変わった出で立ちの出稼ぎ労働者が未払い賃金の支払いを求めて陳情を行った。

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2015年2月2日、中国の旧正月を前に、陝西省西安市では一風変わった出で立ちの出稼ぎ労働者が未払い賃金の支払いを求めて陳情を行った。華商報が伝えた。

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同市水道局の前で賃金支払いを訴えたのは、70人の労働者を代表してきたという7、8人のグループで、「涙をにじませ、賃金要求」、「両親にあわせる顔がない」と書かれた白塗りの仮面を身に付け、手には賃金未払いを非難する旗を掲げた。この格好について当事者の1人は「賃金を払ってもらえないから仕方なくこのような手段に出たが、恥ずかしくて顔を出せない」と語っている。

未払いとなっているのは13年2月から同年末までの賃金で、多い人は1万元(約19万円)を超える。現場責任者と連絡が取れず、現場を監督する地方の水道局に問題解決を求めたが事態の打開に至らなかったため、上級機関である同市水道局に訴え出たという。これを受けた市の水道局は、10日までの問題解決を約束した。(翻訳・編集/野谷

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