韓国の牛肉問題は盧武鉉元大統領に押し付けられたもの、李明博前大統領の回顧録が話題に―韓国メディア

Record China    2015年2月5日(木) 21時50分

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3日、韓国の李明博前大統領の回顧録が米国産牛肉輸入解禁交渉の内幕を暴露しているとして問題になっている。就任直後の逆風となった牛肉問題について、前政権から問題を押し付けられたとの立場を示している。資料写真。

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2015年2月3日、環球網によると、韓国の李明博(イ・ミョンバク)前大統領の回顧録が米国産牛肉輸入解禁交渉の内幕を暴露しているとして問題になっている。

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3日付韓国メディアMoneytodayは、先日出版された李明博前大統領の回顧録が波紋を呼んでいると報じた。2007年末に就任した李明博前大統領だが、2008年早くも危地に立たされた。問題は米韓自由貿易協定(FTA)に伴う米国産牛肉の輸入解禁だ。牛海綿状脳症(BSE)への恐れが広がり、政権の支持率は10%代にまで低下した。

李明博前大統領は回顧録で、米国産牛肉の解禁は故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領時代に決定していたが国民に対して公表しなかったと主張、問題を押し付けられたとの立場を示している。一方、故盧武鉉元大統領の側近は「国際獣疫事務局(OIE)の規定に伴い牛肉市場を開放する」と約束したものの詳細について決定したわけではないと反論している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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