2015年2月3日、ロイター通信は1日、米軍基地問題を抱える沖縄と政府との間に溝が深まっていると報じた。

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ロイター通信は1日、沖縄では米軍基地問題をめぐり、政府との間に溝が深まっていることを懸念する声が高まっていると報じた。昨年に沖縄県知事に就任した翁長雄志氏は、米軍の普天間基地の名護市辺野古への移設に反対しているが、安倍晋三首相は辺野古に基地を新設することを推進しており、沖縄が日本の防衛の前線であることを意味すると伝えているほか、沖縄県の予算も削減されたことも報じている。元沖縄県知事の大田昌秀氏は、「私たちの願いを無視することによって、日本政府は沖縄県民との間の溝を大きくしている」と述べ、「もし政府がこの問題を強硬に進めるなら、沖縄が日本から離脱するという考えに火が付くだろう」と語っている。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「沖縄に8年以上駐屯しているが、普天間基地の移設という考えはばかげている」

「かつて沖縄の米軍基地で海兵隊員として働いていたが、沖縄は輸出品も少なく、経済は米軍基地に頼っている。沖縄の人々は、フィリピンで米軍基地が閉鎖された後、経済状況がどうなったかについても議論すべきだ」

「もし米軍がいなくなったら、沖縄はフィリピンのようになる。そして、中国を理由に再び米軍を求めている」

「沖縄と日本との関係は、ハワイと米国との関係と似ている。沖縄の友人は日本人と呼ばれるのを嫌がっている。沖縄と日本には隔たりがある。ハワイと米国本土の間にも同じような隔たりがある」

「沖縄は再び独立すべきだ」

「米国と日本が沖縄を去ったら、中国がやって来る」

「日本は米軍基地を作る必要はないと思う。第二次世界大戦はとっくに終わったんだ」

「日本の軍隊のための基地を作り、米軍は米国に帰還させればいい」

「1960年代に沖縄の米軍基地で働いていた。あの当時は良かった」

「沖縄には、武術を学ぶために2度行ったことがある。人々は皆、とても親切だった。沖縄の人々の基準から見れば、米国人の振る舞いはとても無礼だとみなされる。もうすぐ妻と共に沖縄に移住するので、待ちきれない」

「1980年代にしばらくキャンプ・シュワブに駐屯していた。とても美しい場所だ。沖縄の人々は米国人による犯罪が増えているせいで、米国人を嫌っている」（翻訳・編集/蘆田）