伊藤博文襲撃直後の状況を伝えたロシアの新聞記事が見つかる=韓国ネット「安重根義士の偉業を国宝として後世に」「民族のプライドを養いたい」

Record China    2015年2月6日(金) 0時1分

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5日、韓国紙・朝鮮日報は、大韓帝国時代の朝鮮の民族主義活動家、安重根が1909年に、ハルビン駅で伊藤博文を射撃した事件を描写したロシアの記事が発見されたと伝えた。写真はハルビンの安重根記念室。

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2015年2月5日、韓国紙・朝鮮日報は、大韓帝国時代の朝鮮の民族主義活動家、安重根(アン・ジュングン)が1909年に、ハルビン駅で伊藤博文を射撃した事件を描写したロシアの記事が発見されたと伝えた。

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報道によると、記事を発見した韓国歴史研究院院長は4日、「安重根義士の正義の行動について報じた1911年10月24日付のロシア・ペテルブルク新聞の記事をアーカイブで見つけた」と発表した。

安重根はハルビン駅で伊藤博文と議員3人に向けて拳銃を発砲し、ロシア語で「韓国万歳」と叫んだ後、ロシアの憲兵に逮捕された。記事では、当時のロシアのココツェフ蔵相が狙撃直後に「目の前で起きた事件に慌てることなく、倒れた伊藤公爵を支えた」ことや、ロシア人と日本人の随行員たちが、「気が狂ったように逃げまどった」様子が描写されている。また、「伊藤を迎える歓迎式をフィルムに収めるため、ハルビン駅にいたロシアのカメラマンがカメラを回しており、銃撃の瞬間を撮影していた」とも伝えている。

なお、この映像は、「ハルビンで撮影された初の映画」となる予定だったが、ロシア当局から上映禁止の処分を受けたため、フランスの企業家に売却された。2009年にはその一部が韓国地上波の歴史ドキュメンタリー番組で放送されたという。

これを受け、韓国のネットユーザーは、さまざまなコメントを寄せている。

「安重根義士の偉業を正しく伝えたい」

「韓国政府はこの映像を探し出して、国民に公開して。それを歴史記録物保管所に国宝として貯蔵し、後世に残していかなきゃ」

「私たちが、真に尊敬する人物は4人だけ。世宗大王李舜臣、安重根、朴正熙だ」

「なぜ安重根義士の子孫を敗家亡身(身代をつぶし身を滅ぼす)のままにしておくのか?日本でさえ安重根義士の追悼会があるのに、韓国人であることが恥ずかしい」

「歴史資料の関係者は、政府や放送局の支援を受けて日本当局が修正・削除した安重根義士の射撃映像を探し出してほしい」

「安重根義士を通じて子供にも教育し、民族のプライドを養いたい」

「抗日感情を刺激しようとする意図を知りたい」(翻訳・編集/久保)

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