2015年2月5日、マレーシア華字紙・星州日報は、シンガポール発マレーシア行の航空機が機体トラブルにより途中でシンガポールに引き返したと伝えた。恐怖のあまり多くの人が親しい人に別れのあいさつをしたという。

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報道によると、今月3日のエアアジアAK728便は、午後9時過ぎ（現地時間）の便で出発地のシンガポールに引き返すトラブルが発生。その後の調査で貨物室の扉の閉まりが甘かったと分かった。

同便に搭乗した客は、「乗客の多くが最悪の状況を覚悟し、携帯電話で親しい人に別れを告げるためにメールを打っていた。引き返した空港には消防車も待機しており、エンジンの爆発やテロが発生したのかと思った」と語っている。航空機は無事に着陸し、乗客全員無事だったが、7人が恐怖に耐えきれず再度の搭乗を拒否したという。（翻訳・編集/内山）