ポスト江南スタイル!中国大ヒットソング「小苹果」が世界的流行にならなかったわけ―米紙

Record China    2015年2月10日(火) 15時12分

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4日、米紙ロサンゼルス・タイムズ電子版は、中国の大ヒットソング、小苹果(リトル・アップル)を取り上げた。真似しやすい、コミカルなダンスが人気となり、ファンの「踊ってみた」動画が大量に制作された。写真は小苹果の「踊ってみた」動画。

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2015年2月4日、米紙ロサンゼルス・タイムズ電子版は、中国の大ヒットソング、小苹果(リトル・アップル)を取り上げた。6日、参考消息網が伝えた。

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中国で2014年度最大のヒットとなった楽曲が小苹果。コミカルなダンスが人気となり、いわゆる「踊ってみた」動画(ファンが踊った動画をインターネットで公開すること)が大量に投稿された。一般のファンだけではなく、中国人民解放軍や国有企業による「踊ってみた」動画も数多く作られるなど社会現象となった。

真似しやすいコミカルなダンスが人気で言葉の壁を越えやすいという点では、世界を席巻した「江南スタイル」とよく似ているとカリフォルニア大学でアジア音楽を研究するグレース・ウォンさんは指摘する。ただし世界的ヒットにつながらなかったのは中国特有の事情もあると分析する。それがネット検閲。中国ではYouTubeの閲覧は禁止されているため、小苹果の動画は中国独自の配信サービスで公開された。YouTubeではほとんど盛り上がりを見せなかったため、中国以外の人々まで届かなかったと指摘した。(翻訳・編集/増田聡太郎

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