2015年2月5日、ロシア・トゥディは記事「中国の警告後、韓国は米国と共同でのミサイル防衛システム配備を否定」を掲載した。7日付で環球網が伝えた。

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中韓国防相会談が4日、ソウルで開催された。中国の常万全（チャン・ワンチュエン）国防部長は、米国のミサイル防衛システムの中核的兵器である「戦域高高度防衛ミサイル（THAAD）」の配備に憂慮を示した。韓国外交部は5日の定例記者会見で、「米国は韓国へのTHAAD配備を決定していない。また韓国側に要請したこともない」と発表した。

THAADを警戒しているのは中国だけではない。14年6月にはロシアが声明を発表。韓国に配備されれば、北東アジアに新たな軍拡競争をもたらすと警告した。（翻訳・編集/増田聡太郎）