2014年2月9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の旅客船「セウォル号」沈没事故から同日で300日を迎えた。犠牲者の遺族らは同日記者会見し「政府は一刻も早く船体を海から引き上げ、真相解明と関係者の処分を急いでほしい」と表明した。環球時報（電子版）が伝えた。

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遺族らは「事故発生から300日間、韓国政府が国民の命と安全を守るべき責任を果たしていない、と批判を続けてきた。政府は事故当時に表明した『真相解明』と『行方不明者を最後の1人まで捜索する』約束を果たしていない」と批判した。

遺族らはあくまでセウォル号の船体引き揚げと行方不明者の捜索が行われる中で、水中捜査が中止されることで大きな痛みを感じていると主張。しかし、韓国政府は技術的な問題や引き上げにかかる費用を考慮し、いまだに明確な回答をしていない。（翻訳・編集/大宮）