日本と中国が「おしり外交」、冷え込んだ関係を温められるか―米紙

Record China    2015年2月13日(金) 11時7分

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11日、日本を訪れる中国人観光客の多くが温水洗浄便座を買って帰っており、米紙は「便座を通じた『おしり外交』だ」と報じている。

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2015年2月11日、中国紙・参考消息(電子版)によると、日中関係が冷え込む中、日本から温水洗浄便座を買って帰る中国人観光客が増えている。こうした現象は政治的にも意味を持つようになりつつあり、メディアやネット上でのコメントにも友好的なムードが広がりつつある。ウォール・ストリート・ジャーナルはこうした様子を「便座を通じた『おしり外交』だ」と10日に報じている。

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暖かい便座や機能の豊富さ、清潔さなど、単なる洗浄機を超えた日本製温水洗浄便座は海外でも評判が高く、とりわけ中国人から注目を集めている。中国の国営テレビも、中国人観光客が日本で次々に温水洗浄便座を購入する様子を番組で取り上げた。

中国共産党の若手エリートを育成する中国共産主義青年団の機関紙・中国青年報は、「日本製品ボイコットはもはや不可能」と報じた。「日本製品は生活のあらゆる面に浸透しており、われわれはすでに日本製品から離れられなくなっている」と指摘している。

しかしその一方で、批判的に見る報道も根強く残っている。中国共産党中央委員会機関紙・人民日報傘下のニュースサイト・人民網は、日本製温水洗浄便座を買いあさる中国人観光客について、「外国製は中国製よりも良いと盲信している」「国民ならば国産品を買って、祖国の産業を支えるべきだ」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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