韓国の車100台玉突き事故、正確度34%の霧予報を問題視=韓国ネット「韓国にしては上出来?」「事故の原因は霧予報ではなく…」

Record China    2015年2月12日(木) 15時15分

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12日、韓国メディアによると、韓国・仁川市の仁川国際空港高速道路の永宗大橋で、車約100台が関係する事故が発生したことを受け、韓国では霧予報の実効性の低さを問題視する声が相次いでいる。写真は韓国・仁川。

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2015年2月12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・仁川(インチョン)市の仁川国際空港高速道路の永宗(ヨンジョン)大橋で、車約100台が関係する事故が発生したことを受け、韓国では気象庁が発表する濃霧予報の実効性の低さを問題視する声が相次いでいる。

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11日午前9時45分ごろ、韓国・仁川(インチョン)市の仁川国際空港高速道路の永宗(ヨンジョン)大橋で、車約100台が関係する事故が発生し、2人が死亡、日本人2人を含む63人が重軽傷を負った。事故が発生した永宗大橋は霧が頻繁に発生する場所で、事故当時も濃い霧が発生していたが、同橋には霧観測装備が設置されていなかったという。

韓国の気象庁は2006年に発生した西海大橋追突事故をきっかけに、2009年から濃霧予報を試験運営しているが、予報の正確度は毎年下がっている。気象庁の資料によると、2010年には正確度が56.9%だったが、2011年には36.1%、2012年には36.7%、2013年には36.0%にまで下がった。2014年は34.3%で、10回のうち7回は間違えていることになる。

気象庁は今年、試験運営している濃霧予報を首都圏から全国に拡大。238カ所から263カ所に増やすという計画を明らかにしたが、「量より質的向上を目指すべき。霧による事故防止に実質的な役割を果たさなければ意味がない」との指摘が出ている。

これを受け、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「毎日晴れると予報しても、当たる確率は70%以上らしい」

「お金がもったいない。当たらないなら、ない方がまし」

「確かに霧予報は当たらない。でももっと悲しいのは、韓国のニュースの中で一番信じられるのが天気予報だという事実」

「韓国の安全不感症はとても深刻だ。いつになったら人々の意識が変わるんだろう?」

「余計なお金をかけずに、職員が橋の横に立ち、自分の目で見て予報を出せばいい」

「10回中3回は当たるんだね。韓国にしては上出来じゃない?」

「これが韓国のレベルだということ。先進国だと勘違いするな」

「事故の原因は霧予報ではなく、タクシー運転手の運転の荒さだ。タクシーをなくすだけで、韓国の交通事故件数は半分以下に減る」

「タクシー運転手は、道路を自分たちのものだと思っている。自分たちは信号を守らないくせに、交通ルールを守らない車がいたら、大声でののしり、あおる」(翻訳・編集/堂本

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