ドイツのスーパーが商品を“施錠”、「中国人の買い占め防止策」―台湾紙

Record China    2015年2月13日(金) 19時41分

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11日、旧正月の大型連休を利用して海外を訪れる中国人観光客が粉ミルクを大量にまとめ買いすると予想されており、ドイツ国内のスーパーがその対策に乗り出した。

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2015年2月11日、台湾の東森新聞網によると、中国は間もなく旧正月(春節)を迎えるが、大型連休を利用して海外を訪れ、粉ミルクを大量にまとめ買いする中国人観光客が多数現れると予想される中、ドイツ国内のスーパーがその対策に乗り出した。12日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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中国では2008年に起きた粉ミルクのメラミン汚染事件による影響が現在も続いており、安全性が高く信頼できる海外の粉ミルクを、海外旅行に行った際にまとめ買いしたり、海外居住者による代理購入などの手段を通じてを購入する人が少なくない。

旧正月には多くの中国人観光客が海外を訪れることから、通常では考えられないほど大量の粉ミルクを購入するケースも予想され、現地住民の子どもが飲む分までなくなることもあり得る。そうした中、中国人観光客による粉ミルクの買い占めを防ぐことを目的に、ドイツのスーパーが取った対策は「商品に鍵をかける」というもの。さらに商品陳列棚には中国語で「粉ミルク販売しません」と書かれている。

こうした対策を取る店は、このスーパーが最初ではない。これまでも旧正月期間中にフランクフルト市内のスーパーで中国人観光客の買い占めを原因に粉ミルクが品切れになったことがあり、スーパー各店は販売する場合でも「1回の購入は3缶まで」と制限をかけている。しかし、こうした対応に「差別ではないか」との声も出ている。(翻訳・編集/岡田)

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