中国人の婚姻、親の干渉は不幸を招く=親は「子どもへの愛情」より「自身の老後」を優先―米紙

Record China    2015年2月14日(土) 21時35分

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11日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国では依然として親が子供の婚姻に干渉しており、過度の干渉が不幸を招くと報じた。資料写真。

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2015年2月11日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国では依然として親が子供の婚姻に干渉しており、過度の干渉が不幸を招くと報じた。12日付で環球時報が伝えた。

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報道では、世界銀行が中国農村部の3400組と都市部3800組の夫婦に対して行った調査を引用。それによると、親が子供の婚姻を完全に決める時代ではなくなったものの、依然として親は大きな影響力を持っていると指摘。公園では、老人同士が集まり、子供の学歴や経歴を交換する人が多い。

中国では社会福祉が整っていないため、老後を心配する親は愛情よりも経済的な面に注目し、言うことを聞く相手を好む傾向がある。子どもらも、将来的な医療費や経済的な負担を考慮し、経済的な目線で結んだ婚姻を認める者もいる。

中国の2013年の離婚件数は350組。増加したが、親が子どもの婚姻に干渉したことが離婚率につながっているとは言えない。だが、親の干渉による良い影響は少ない。こうした婚姻が幸せであろうと不幸であろうと、多くの親は経済的な目的を果たしている。(翻訳・編集/内山

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