アップルの時価総額が7000億ドル突破、無視できない中国の貢献―中国紙

Record China    2015年2月15日(日) 1時59分

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12日、アップルの株価は今週122.02ドル(約1万4500円)を付け、時価総額が7000億ドル(約83兆1700億円)超に達した。写真はニューヨークのアップルストア。

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2015年2月12日、アップルの株価は今週122.02ドル(約1万4500円)を付け、時価総額が7000億ドル(約83兆1700億円)超に達した。アップルは米国で初めて時価総額が7000億ドルを超えた企業になった。京華時報が伝えた。

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しかしウォール・ストリートのアナリストは、アップルの勢いがあれば、時価総額1兆ドル超えも困難なことではないと分析している。これまで時価総額1兆ドルを達成したことのある企業は中国石油天然ガス集団(中石油)だ。中石油は2007年11月、A株とH株の時価総額が1兆ドルを超え、当時世界一になった。

◆アップルの時価総額、35年で500倍以上に

アップルは先ほど、2015年度第1四半期決算を発表した。アップルの第1四半期の売上高は前年同期比30%増の745億9900万ドル(約8兆8600億円)で記録を更新した。純利益も38%増の180億2400万ドル(約2兆1400億円)で、過去最多を記録した。業績の記録更新には、中国市場の貢献があった。四半期決算を見ると、アップルの中華圏の売上高は70%という伸び率を示し、世界のその他の市場を上回った。ティム・クックCEOも、中国はアップルの最大の市場になると述べていた。

大型スクリーン搭載のiPhoneの好調な販売は、アップルの業績にプラスとなった。これはクックCEOがアップルにもたらした最大の変化のひとつだ。クックCEOはジョブズ氏のようなカリスマ性を持たないとされているが、クックCEOが就任してからアップルの時価総額が3倍以上になったことは否定できない。

1980年に初めて株式を公開してから、アップルの株価は506倍以上に上昇している。アナリストは、アップルの成長はまだ止まっていないと指摘した。バークレイズのアナリストのBen Reitzes氏は、アップルの株価が150ドル(約1万7800円)に達する可能性があると予想している。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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