2015年2月14日、米ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「中国の海洋プラスチックゴミは世界最多」を掲載した。

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12日、米科学誌サイエンスに米国とオーストラリアの研究チームによる論文が掲載された。世界の国々から海に流れ出すプラスチックゴミは1年間で最大1300万トンに達するという。プラスチックは分解されないため、長期にわたり海を漂い、破片を海洋生物が取り込み生態系に影響を与える可能性などが懸念されている。

国別の流出量を見ると、最多は中国の353万トン。2位がインドネシアの129万トン、3位がフィリピンの75万トンとなる。対策しなければ流出量はさらに増加し、25年には現在の10倍に達する可能性もあると研究チームは警告している。（翻訳・編集/増田聡太郎）