ロイター「中国が大規模な軍事パレードを21年までに4回計画」、羅援氏「推測的な要素が多い」―中国紙

Record China    2015年2月16日(月) 6時20分

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15日、中国戦略文化促進会の羅援・常務副会長は、ロイターが複数の関係筋の話として、中国が2021年までに4回の大規模な軍事パレードを計画していると報じたことについて、「推測的な要素が多い上に、中国の慣例にも合わない」との認識を示した。写真は羅援氏。

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2015年2月15日、中国・環球時報によると、ロイター通信が複数の関係筋の話として、中国が21年までに4回の大規模な軍事パレードを計画していると報じたことについて、羅援(ルオ・ユエン)中国戦略文化促進会常務副会長は「推測的な要素が多い上に、中国の慣例にも合わない」との認識を示した。

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ロイターは、関係筋の話として、中国人民解放軍が今年9月3日に大規模な軍事パレードを実施する方向で準備を進めているとし、さらに17年8月1日の建軍90周年、19年10月1日の建国70周年、21年7月1日の結党100周年にもそれぞれ、大規模な軍事パレードを検討していると指摘。江沢民(ジアン・ザーミン)元国家主席、胡錦濤(フー・ジンタオ)前国家主席は任期中にそれぞれ1回しか軍事パレードを実施していないが、習近平(シー・ジンピン)国家主席は最大4回実施する予定だと伝えた。

この報道について、羅氏は、今年予定している軍事パレードは「反ファシズム戦争勝利70周年の記念日に当たり、多くの国がその日を重視し共同で祝うべき日と捉えている。中国も例外ではなく、中国の関連部門もパレード実施を認めている」と指摘。また19年の建国70周年記念についても「建国何十周年という切りのいい年に大規模な軍事パレードが行われるのは慣例だ」とし、「この2つの日時については期待できる」と述べた。

一方で「中国は祝典のたびに必ず祝うというわけではない」とし、17年の建軍90周年記念と21年の結党100周年記念に大規模な軍事パレードを行うかどうかについては「これまでに先例がない」と指摘した。(翻訳・編集/柳川)

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