2015年2月15日、韓国・聯合ニュースによると、韓国観光公社が発表した資料から、2014年に中国人観光客が韓国にもたらした経済効果は18兆6000億ウォン（約2兆円）に上ったことが明らかになった。環球時報（電子版）が伝えた。

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2014年に韓国を訪れた中国人観光客は612万7000人に上り、外国人観光客全体に占める割合は2013年の35．5％から43．1％に増加。その経済効果は、現代（ヒュンダイ）自動車が米国で販売している高級セダン・ジェネシスとソナタの平均価格で換算すると、およそ69万台に匹敵する。また、34万人分の雇用も創出したという。

2014年に中華圏から来た観光客の平均支出は2204．5ドル（約26万円）で、他の外国人観光客を大幅に上回り、中国人観光客は韓国旅行業にとって名実ともに上得意となっている。

韓国観光公社は、2015年に韓国を訪れる中国人観光客は720万人、経済効果は22兆ウォン（約2兆3700億円）に達すると見込んでいる。韓国政府は中国人観光客の増加を図り、社会サービスを充実させたり、中国で韓国旅行フェアを開催したりするなど、さまざまな対応をとっている。（翻訳・編集/岡田）