日韓通貨スワップ協定の終了に、韓国では不安の声も=韓国ネット「日本に感謝するべきだった?」「政府が大丈夫と言うほど不安に…」

Record China    2015年2月18日(水) 22時6分

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17日、韓国メディアによると、韓国銀行が23日に期限を迎える日韓通貨スワップ協定を延長しないと発表したことを受け、韓国では、協定終了が国内に与える影響について、国民の関心が高まっている。写真は韓国ウォン。

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2015年2月17日、韓国メディアによると、韓国銀行が23日に期限を迎える日韓通貨スワップ協定を延長しないと発表したことを受け、韓国では、協定終了が国内に与える影響について、国民の関心が高まっている。

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通貨スワップ協定は中央銀行同士の協定で、通貨危機の際に自国通貨を担保に相手国通貨を融通し合う制度。韓国政府は、「両国間の経済状況などを見て、通貨スワップ契約を延長しなくても、大きな問題はないと判断した」と説明した。しかし、複数の韓国メディアは、「領土問題などをめぐり日韓関係が悪化したことが原因」「日韓のプライドの戦いだった」「実益だけを考えるなら、韓国が積極的に対日通貨スワップ協定を終了する理由はない」などと報じた。

また、教保証券のキム・ヨンジュンリサーチセンター長は、「国内の資本が急速に海外に出ていく可能性に備えるという観点から、日韓通貨スワップ協定が終了したことは残念だ」などと指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「今まで協定を結んでくれていた日本に感謝するべきなのか?それともお互いに利益があったのか?少し不安になってきた」

「政府が『大丈夫』と言うほど不安になる」

「日本は自分たちが描いたシナリオ通りに進めていて、韓国はそのシナリオに振り回されいるような印象を受ける。そうではないと信じたいが…」

「スワップ協定になんで政治的な問題を持ち込むの?理解できない」

「協定を終了した理由が何であれ、日本は嫌だ」

「面倒くさいことを考えずに、国交断絶して日本とは関わらずに生きて行こう」

「日本をけん制するために中国との関係を強化すればいい。日本は沈む太陽だからまぶしいだけだが、中国は昇る太陽だから暖かい」(翻訳・編集/堂本

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