爆竹によるPM2.5濃度上昇を伝えた中国メディアに中国ネットが反発、「汚染を爆竹のせいだけにするな」「企業の汚染こそ根本原因」

Record China    2015年2月20日(金) 13時59分

拡大

19日、中国メディアの新華網は、爆竹がPM2.5濃度上昇に与える影響について伝える記事を掲載した。これに対して中国のネットユーザーからは反発のコメントが多く寄せられた。資料写真。

(1 / 2 枚)

2015年2月19日、中国メディアの新華網は、爆竹がPM2.5濃度上昇に与える影響について伝える記事を掲載した。

その他の写真

新華網は、「3つの小さな爆竹を30立方メートルの実験室内で鳴らすと、PM2.5の濃度は1立方メートル当たり1230マイクログラムになる。これは測定上限である1立方メートル当たり500マイクログラムの2.46倍であり、1つの爆竹を鳴らすと10立法メートル以内が測定上限を超えることを意味している」と伝えた。

このニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからは反発のコメントが多く寄せられた。

「前はこんなにひどくはなかったのにな」

「数千年にわたって毎年爆竹を鳴らしているのに、大気汚染になるなんて聞いたことがなかったぞ」

「5000年も爆竹を鳴らしてきたのに、今になって大気汚染になるのか?」

「いつになったら工場から排出される毒ガスの汚染度がどれほどなのか計算されるのですか?」

「爆竹が大気汚染の原因になるのは確かだが、1年に1日だけのことだ。企業による汚染こそ根本原因だろ」

「汚染の原因を爆竹だけのせいにするな。言いたいことがあるなら、工場の排ガスのPM2.5濃度を公表しろ」

「まあ(爆竹は)旧正月の時だけのことですから」

「364日のスモッグと1日のスモッグを比較する意味があるのだろうか」

「旧正月のスモッグは、中国人が喜んで作り出しているのだからいいんじゃないか」(翻訳・編集/山中)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携