2015年2月20日、朝日新聞の慰安婦報道によって精神的な苦痛を負ったとして、在米日本人を含む日本人2100人が18日、謝罪広告と損害賠償を求めて同社を提訴した。AFP通信が報じたこのニュースに、海外のネットユーザーがコメントを寄せている。

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報道によると、朝日新聞の慰安婦報道によって精神的な苦痛を負ったとして日本人2100人が18日、計300万円の損害賠償と欧米の主要新聞への謝罪広告の掲載を求めて同社を提訴した。訴状によると、朝日新聞が慰安婦に関する誤報を訂正するのが遅れたことで誤った国際世論が形成されたと述べており、米国カリフォルニア州や他州で慰安婦像が設置されることになったなどと主張しているという。

日本のニュースを報じる英語のニュースサイトでも報じられたこのニュースに、海外のネットユーザーがコメントを寄せている。

「カリフォルニア州グレンデールに設置された慰安婦の像は、地元メディアでも大きく取り上げられた。日本の評判は損なわれてしまった。朝日新聞を今さら訴えても、国際世論を変えることはできない。朝日新聞を訴えることは、事実を隠ぺいしようとしているのだと見られてしまうだろう」

「石原慎太郎氏や曽野綾子氏のような右翼思想を持った人たちを訴えるべきだ」

「日本人は大人になるべきだ。過去を否定し続けるのではなく、過去を受け入れなければいけない」

「では、ヒトラーはドイツの評判を傷つけたというのか？今回の裁判を起こした人たちは、慰安婦に会いに行って彼女たちの話を聞くべきなんじゃないか」

「裁判を起こして騒ぎ立てれば騒ぎ立てるほど、日本軍が行った残虐行為に目が向けられることになり、さらに歴史を修正しようとする人たちが出てくるんだ」

「原告側の勝訴を望んでいる。なぜなら、アメリカ人のほとんどが慰安婦問題について知らないからだ。朝日新聞が謝罪広告をアメリカの新聞に掲載すれば、日本軍が行った残虐行為についてアメリカ人が知ることになるだろう」

「韓国人はもうこの件についておとなしくするべきだと思う。日本は既に何度も謝罪しているんだ」

「提訴したのはたった2100人なのか？日本の人口から考えたら少なすぎるんじゃないか」（翻訳・編集/蘆田）