韓国海軍が潜水艦戦力を大幅増強も、予算なくきつい任務で人材不足が深刻―韓国紙

Record China    2015年2月27日(金) 7時18分

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25日、韓国海軍は潜水艦司令部を正式に創設し、2020年までにミサイル垂直発射管を持つ3000トン級潜水艦を配備する方針を決めたが、その一方で乗員不足が深刻となっている。資料写真。

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2015年2月25日、韓国紙・中央日報によると、韓国海軍は1日に潜水艦司令部を正式に創設した。2020年までにミサイル垂直発射管を持つ3000トン級潜水艦を配備する方針。潜水艦戦力を大幅に増強することで、北朝鮮に対する抑止力を高める狙いがあるという。環球時報(電子版)が伝えた。

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しかし、潜水艦の乗員が不足している。海軍本部の資料によると、2014年における韓国海軍の潜水艦の乗員は多くが他部署からの配置替えや予備役でまかなわれており、その大部分は推進機関などの任務のきつい部署を担当させられている。

韓国海軍は2015年に潜水艦の乗員の待遇改善のため15億1000万ウォン(約1億6600万円)の予算を投じることを計画したが、財政上の問題や手当金に関する規定などから全額カットされた。2016年度も17億ウォン(約1億8700万円)の予算を計上したが、承認されるかはいまだ不透明なままとなっており、人材不足が解消される目途は立っていない。(翻訳・編集/岡田)

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