2015年2月26日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、韓国で、配偶者のいる者が配偶者以外と性的関係を結ぶことを罰する刑法の「姦通（かんつう）罪」が62年ぶりに廃止された中、結婚した成人男性の10人中3．7人に不倫経験があることが分かった。

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韓国女性政策研究院が昨年6月、成人男女2000人を対象に行った「姦通に関する調査」によると、「不倫経験がある」と回答した男性が36．9％だったのに対し、女性は6．5％だった。

韓国憲法裁判所は26日、姦通罪の処罰を定めた刑法は違憲とする判断を下した。姦通罪は親告罪であり、姦通の相手も含め有罪になると2年以下の懲役が科されていたが、プライバシーの自由などの観点から、韓国では廃止すべきとの声も上がっていた。姦通罪が廃止されたことで2008年11月から今年1月までに姦通罪で起訴されたり、刑が確定した5466人が救済されることになった。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「どうして廃止するのか、まったく理解できない」

「女性は6．5％？男女間でそんなに差があるとは思えないな。女性がうそをついているだけだ」

「法律があっても37％の人が不倫…。これからどうなるか不安」

「これからは自由に好きな人と会える！」

「会社の上司たちが喜んでいるだろうな」

「この決定はおかしい。これまでに学んできた道徳や倫理は本の中だけに存在していて、法律の中には存在しない」

「イケメンと美人にとっては朗報だ。これからの人生がより楽しくなるだろう」

「この際、結婚という制度も廃止しよう。一緒にいたいなら同居すればいい」

「夫婦間の信頼がどんどん薄くなりそう」

「不倫した男性に罪がないなんてありえない！どんな社会になっちゃうの？」

「違憲と判断した裁判官は全員、浮気をしているに違いない」（翻訳・編集/堂本）