私が毎年、日本を旅行する理由(2/2)=日中両国の未来にとって良いこと―中国メディア

Record China    2015年3月5日(木) 11時4分

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3日、新華社は、「私はなぜ毎年日本旅行に行くのか」と題する記事を掲載した。資料写真。

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2015年3月3日、新華社は、「私はなぜ毎年日本旅行に行くのか」と題する記事を掲載した。

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中国人にとって日本の良いところといえば、欧米に比べて食事がおいしいことと、親近感を覚えることだ。日本の弁当は、ご飯は香りが良くて柔らかいし、おかずも彩りが豊かだ。弁当箱は漆が塗られているものまであり、もはや芸術品のようだった。ラーメンや寿司は説明する必要はないだろう。地下鉄の駅構内の小さな店でも驚くほどおいしい。

この時から、私は毎年、日本を訪れるようになり、東京、大阪、京都、奈良、北海道や、箱根、伊豆、鎌倉などにも足を伸ばした。これまでに化粧品のほかにも、自分や友人のために魔法瓶やカメラを買い、母には誰もが称える炊飯器を買った。今年は流行りの温水洗浄便座を買った。

周りの友人に聞くと、日本でカメラを買う人はどんどん減っているという。以前、日本メーカーは新製品を日本市場で最初に発売していたが、最近では中国市場でもほぼ同時に発売するため、わざわざ日本で買う必要がなくなったのだ。

友人の勧めで、東京の家電量販店で充電池と充電器を買って帰ったことがあった。その時は、今ほど中国人のエコ意識は高くなかったので、多くの友人が称賛した。日本の「エコ商品」が今後、中国人観光客の人気の的になると信じている。

2015年の春節(旧正月)、日本を訪れた中国人観光客の消費額は60億元(約1150億円)に達したというが、私は今後もこの傾向が拡大すると思っている。中国人は日本人が持っていない買い物への衝動を持っている。そして、日本には中国人があこがれる精巧で美しい物がある。こうした「発見の旅」を重ねることによって徐々に相手を理解していく。日中両国の未来にとっても良いことだと思う。(翻訳・編集/北田

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