2015年3月10日、元サッカー中国代表FWのガオ・フォン（高峰）について、尿検査で違法薬物（覚せい剤）の陽性反応が出たことを公安側が明らかにした。新民網が伝えた。

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1971年生まれのガオ・フォンは、プロサッカークラブ・北京国安の主力選手として活躍し、サッカー中国代表として長年にわたって貢献。03年に引退を発表し、最近ではタレント活動も話題になっていた。また、中国の国民的女性歌手ナー・イン（那英）の元夫としてもよく知られ、04年には長男が誕生したが、妊娠期間の浮気がのちに明らかになり離婚している。

今月9日、北京市内のホテルでタクシー運転手と口論になり、運転手を殴りホテル内の物品を壊したことから公安局に身柄を拘束された。ホテル内で覚せい剤を使用していた疑いが浮上し、その後の尿検査で陽性反応が出たことを公安側が明らかにした。ガオ・フォン自身も使用を認めているという。

中国の「治安管理処罰法」によると、覚せい剤の使用については10日以上15日以下の拘留、2000元（約3万9000円）以下の罰金が課せられる。なお、ナー・イン側からはコメントは発表されていない。（翻訳・編集/Mathilda）