元刑務所所長に懲役11年、収監中の大富豪から収賄―上海市

Record China    2007年8月11日(土) 11時24分

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2007年8月10日、上海市で元上海市刑務所所長、黄健有らの裁判が行われた。黄らは収監中の大富豪、周正毅被告から収賄した罪に問われており、黄には懲役11年の判決が下された。写真は周正毅。

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2007年8月10日、上海市で元上海市刑務所所長、黄健有(ホワン・ジエンヨウ)らの裁判が行われた。黄らは2003年から2005年にかけて同刑務所に収監していた周正毅(チョウ・ジェンイー)被告から収賄した罪に問われており、黄は懲役11年の判決。

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周正毅は不動産販売などで財を築き、かつて上海一の富豪とまで呼ばれた。2003年、中国銀行からの不正融資事件で摘発され、懲役刑を受けた。2005年、刑期を終え釈放されたが、2007年に再び逮捕された。収監中の刑務所所長らへの贈賄容疑。賄賂の合計額は50万元(約750万円)にのぼるとされる。

同日の裁判で、収賄側の5被告に判決が下された。黄元所長に懲役11年、政治権利剥奪3年、罰金5万元(約80万円)。黄の妻、呉偉平(ウー・ウェイピン)に懲役3年、執行猶予3年の判決が下された。また、同刑務所勤務の伝克琥(チュアン・クーフー)は懲役2年、王争鳴(ワン・ジェンミン)は懲役2年、執行猶予2年、兪金宝(ユー・ジンバオ)は懲役2年の判決だった。(翻訳・編集/KT)

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