大麻騒動のコー・チェントンを完全除名、映画「捉妖記」は7月公開へ―台湾メディア

Record China    2015年3月14日(土) 18時10分

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13日、中国のSF時代劇映画「捉妖記」がキャストを発表し、台湾の俳優コー・チェントンが完全に除名されたことが明らかになった。写真はコー・チェントン。

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2015年3月13日、中国のSF時代劇映画「捉妖記」がキャストを発表し、台湾の俳優コー・チェントン(柯震東)が完全に除名されたことが明らかになった。聯合報が伝えた。

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中国の怪奇小説集「聊斎志異」の「宅妖」を映像化するもの。俳優コー・チェントンが主演で昨年クランクインし、その出演シーンは撮り終えていた。ところが同8月、コー・チェントンが大麻使用により北京公安局に身柄を拘束される騒動が発生。中国では同10月、政府当局が「薬物」「買春」など過去に問題のあるタレントの「締め出し」を発表したことで、「捉妖記」のお蔵入りも報じられていた。

しかし先月初め、製作会社の安楽影片公司が、中国の若手俳優ジン・ボーラン(井柏然)を代役に撮り直しを発表。13日、最終的なキャストとポスターを公開した。ここにコー・チェントンの名前はなく、完全に除名されたことが明らかになった。

「捉妖記」にはジン・ボーランのほか、中国の女優バイ・バイハー(白百合)、香港のコメディースターのエリック・ツァン(曾志偉)とサンドラ・ン(呉君如)、俳優ウォレス・チョン(鍾漢良)らが出演。中国での公開日は今年7月17日と発表されている。

コー・チェントン側からは、「製作側の決定は理解している。映画が順調でありますように」とのコメントが出されている。(翻訳・編集/Mathilda)

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