2015年3月15日、ナイジェリアの在ラゴス中国総領事館によると、13日未明に地元の武装組織に誘拐された中国人3人は、14日に無事解放された。新華社が伝えた。

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ナイジェリア中南部コギ州の中国系企業に13日午前3時ごろ、武装した男ら十数人が侵入し、警官1人を射殺、複数の警官にけがを負わせ、中国人の男性2人と女性1人を誘拐した。事件の連絡を受けた在ラゴス中国総領事館はただちに緊急対策本部を立ち上げ、地元政府や警察と交渉を開始。武装組織に対し、人質の早期解放を求めて、あらゆる方向から圧力をかけた。

武装組織は14日午後5時ごろ、雑木林のなかで3人を解放。全員けがもなく無事だった。身代金の支払いの有無については明らかにされていない。ナイジェリアではラゴス州レッキー地区でも13日に武装組織による銀行襲撃事件が発生しており、警官3人と一般人女性1人が死亡している。中国総領事館は現地の華人と中国系企業に対し、ショートメールなどで安全の確保などに厳重な注意を払うよう呼びかけている。（翻訳・編集/本郷）