中国政府の下で働くハッカーは10万人、すべての米国大企業の情報が中国のスパイに盗まれた=NSA元長官が発言―中国紙

Record China    2015年3月17日(火) 10時7分

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16日、環球時報によると、米国家安全保障局の元長官が「中国政府は10万人ものハッカーを雇い、中国のスパイ活動によって米国のすべての大企業が被害を受けている」と発言した。資料写真。

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2015年3月16日、環球時報は、米国家安全保障局(NSA)の元長官が「中国政府は10万人ものハッカーを雇い、中国のスパイ活動によって米国のすべての大企業が被害を受けている」と発言したと報じた。

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この発言をしたのは1992年から96年までNSA長官を務めたジョン・マイケル・マッコーネル氏で、ミズーリ大学での講演で「中国のハッカーの狙いは飛行機やヘリコプター、自動車などの設計やソフトウエアなどだ」と指摘し、「中国政府は10万人ものハッカーを使って不正を行っていた」と述べた。さらに、「米国の大型企業の中で、中国のスパイから逃れることのできた企業はいない」と語っている。

ハッカーの問題をめぐり米政府はこれまで中国を非難するなどしてきたが、米国の専門家からは「同氏の発言は大げさではないか」との指摘が出ている。ある専門家は「発言の内容が真実なら中国人はとっくにコカ・コーラの製法を握っているはず。実際はそんなことは起こっていない」と話し、米中央情報局(CIA)の元研究員も「軽率で誤解を招くものだ」とコメントした。中国側からも「中国が本当に米国の軍事機密を入手しているのであれば、われわれはこれ以上何を研究するというのか」との声が出ている。(翻訳・編集/野谷

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