河野洋平氏、「安倍首相は自らの言動で歴史修正主義の疑いを招いており、村山談話を継承すべきだ」と強調―米メディア

Record China    2015年3月20日(金) 6時44分

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19日、ロイター通信によると、河野洋平・元衆院議長(元自民党総裁)がインタビューで、安倍晋三首相は歴史修正主義であるとの疑いを払拭すべきだと述べた。資料写真。

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2015年3月19日、ロイター通信によると、河野洋平・元衆院議長(元自民党総裁)がインタビューで、安倍晋三首相は歴史修正主義であるとの疑いを払拭すべきだと述べた。

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河野洋平・元衆院議長(元自民党総裁)は17日、ロイター通信のインタビューで、安倍晋三首相は自身の言動によって歴史修正主義であるとの疑いを招いていると指摘し、その疑いを払拭すべきだと述べた。安倍首相が「積極的平和主義」を掲げ、集団的自衛権の行使容認や武器輸出三原則の緩和などについて、十分な議論や国民の理解を得る努力がなされないまま進んでいることを危惧していると述べた。

安倍首相は今年夏に発表する予定の戦後70年談話について、1995年の村山談話に盛り込まれた謝罪の表現などの変更を検討していることを明らかにしている。河野氏は、安倍首相のそういった言動が、歴史修正主義であるとの疑いを招いていると指摘し、「村山談話を継承する」と表明することで疑念を払拭すべきだとの見解を示した。また、安倍首相が村山談話とは異なる談話を発表すれば、日中関係、日韓関係は悪化し、それによって米国を悩ませることにもなると述べた。(翻訳・編集/蘆田)

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