2015年3月23日、韓国・聯合ニュースは、一昨年、韓国の江南で道に迷った日本人観光客が自分を助けてくれた韓国警察官を1年5カ月ぶりに見つけ、感謝の手紙を渡したと報じた。

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警察によると、22日午前11時ごろ、50代の日本人女性観光客6人が、ソウル江南警察署サムスン1交番を訪れ、警察官にたどたどしい韓国語で「ありがとうございます」と礼を言い、小さな贈り物と手紙を手渡した。日本語が話せなかった警官は日本語ができる知人に電話で通訳を頼んだところ、観光客が2013年10月に韓国の警官に助けてもらったお礼に来たということが分かった。

2013年10月中旬、警官2人は韓国の俳優の所属事務所を探して道に迷っていた女性らを発見。電話で事務所に確認した後にパトカーで送り届けた。女性らはスケジュールが合わずに俳優には会えなかったが、事務所にプレゼントを渡した。その後、2人の警官は女性らを再びパトカーに乗せ、駅まで送った。女性らを送った警官は「その時、女性らは何度もお辞儀をしていて、かえってこちらが申し訳なくなった。警察として当然のことをしたまでなので恥ずかしい」と語った。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「警察は自慢するな」

「ニュースにまで…、ちょっとオーバーだぞ」

「良いニュースだ」

「朝から明るいニュースを見て、心が温まる」

「これがまさに日本の国民性だ」

「韓国人には無理だな」

「こんな良い警官も多くいるけど、ごく少数の悪い警官のために良く見られないこともある」

「昨晩、夜遅く道端でサッカーをする子どもたちの声がうるさくて眠れず、仕方なく警察に連絡して、申し訳ない気持ちで待っていたら、すごくいかつい警官が来て解決してくれた」

「警察の方のおかげで、日本の人が韓国に良い印象を持ってくれたね」

「警察のレベルが上がって、良い仕事をしてくれている」

「これこそが外交じゃないか？一つ一つの出来事が積み重なって、大韓民国の国の品格が上がる。警察の方に感謝します」（翻訳・編集/三田）