日本のヘリ護衛艦「いずも」は空母か?戦闘力めぐって「遼寧」との比較も―中韓ネット

Record China    2015年3月25日(水) 15時25分

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25日、日本の海上自衛隊で最大の艦艇となるヘリコプター搭載護衛艦「いずも」の就役について中韓のネット上ではさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

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2015年3月25日、日本の海上自衛隊で最大の艦艇となるヘリコプター搭載護衛艦「いずも」の就役について中韓のネット上ではさまざまなコメントが寄せられている。

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産経新聞によると、海自には空母のように艦首から艦尾まで続く「全通甲板」を有する護衛艦は現在、「ひょうが」型2隻が配備されているが、「いずも」の全長は「ひょうが」の1.25倍。通常、搭載ヘリは4機から9機に倍増し、哨戒ヘリ5機が同時に離着艦できる。

日本政府は平成27年度予算案で国産新型哨戒機P1を20機追加購入するほか、米哨戒機P3C哨戒機も対潜哨戒行動に投入し、潜水艦の近代化を進める中国軍に対する抑止力向上を狙っている。

日本メディアの報道が中国メディアに紹介されると、ネット上では日本の軍拡を懸念する声や「歴史を反省していない」と日本を批判する意見が集まった。日本の軍事力との関連では「核ミサイルを保有する中国軍の前では、日本のヘリ搭載護衛艦など大した使い道はない」と軽視する見方がある一方で、「日本人の造船技術は侮れない」「日本は戦闘準備を進めている。中国人が温水洗浄便座を買って日本で落とした金は、日本の空母建造に使われている」との指摘もみられた。

また中国の掲示板サイトでは「中国の保有する空母・遼寧とどちらが強いか」とのスレッドが立った。これについてネットユーザーからは「アングルドデッキ(斜め甲板)のない『いずも』は本当の意味で空母とは言えない。F35Bを搭載できないし、できたとしても8機が限界だ。今の遼寧の戦闘力はまだまだだが、いずもを十分痛めつけることができる」と遼寧の優位性を指摘する声がある一方、「遼寧は訓練用。『いずも』は準空母ながら戦闘力は高い。F35を搭載したら遼寧はイチコロだ」と指摘する向きもある。

一方、韓国のネット上でも「韓国はたばこ税まで上げたのに、空母の一つも造れない。日本がうらやましい」との声が聞かれた。しかし、「日本は厳然とした軍事同盟国なのに、心強いと感じるどころか、日本が自分たちを侵略するとまで考えてしまうのは不思議だ」とのコメントも寄せられ、韓国人の複雑な心境をうかがわせた。(編集/KO)

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