安倍首相の「中国の軍備拡張は予想以上」発言、中国が反論=「中国脅威論」を誇張しないでほしい―中国メディア

Record China    2015年3月28日(土) 5時41分

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26日、中国外交部の華春瑩報道官は、安倍晋三首相が中国の軍備拡張について「予想以上」と述べたと伝えられたことに対し、中国は平和路線を堅持していると反論のコメントを出した。写真は日中の国旗。

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2015年3月26日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、安倍晋三首相が中国の軍備拡張について「予想以上」と述べたと伝えられたことに対し、中国は平和路線を堅持していると反論のコメントを出した。中国新聞社が伝えた。

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安倍首相は24日、自民党の外交部会などの幹部と会談した際、中国の国防費の増額について「中国は思ったよりも軍備拡張が進んでおり、日本も負けない形でしっかり必要な予算措置をしなければいけない」と語ったと報じられている。

これに対し、華報道官は26日の定例記者会見で、「中国は平和的発展路線を堅持しており、防御的な国防政策を実行している」と発言。中国の国防予算の審査は透明性があり、国防費の総額や内訳も公開していると説明した。

この上で、「日本の人口は中国の約10分の1、面積は約26分の1なのに日本の1人当たりの国防費は中国の約5倍だ」と数字を挙げ、「このような状況で日本側が中国の常識的な国防政策について意見をしたことは、真意が別のところにあるのではないかと考えてしまう」と述べた。日本に対しては「いわゆる『中国の脅威』を誇張しないよう希望する」としている。(翻訳・編集/野谷

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